自宅でゆったりしたい時やお客様が来た時などに飲むお茶。
よく飲むものだからと、割と大きめのパックで買う方は多いのではないでしょうか?
あとは、旅行のお土産に買ったり頂いたり、時には香典返しなどで頂くこともあるので、お茶のストックって自然と溜まってしまうんですよね。
ストックができること自体は便利だしありがたいことではあるのですが、飲みきれなくなって賞味期限が切れてしまうと困りものです。
飲みきれないものは捨ててしまえばいいのかもしれませんが、賞味期限が切れたからといってただ捨てるというのは、ちょっともったいない気がしますよね。
そこで今回は、茶葉の賞味期限が切れてしまった場合の利用方法を調べてまとめてみました!
お茶の賞味期限が着れたら試したい活用方法とは?
そもそも賞味期限て、あなたはどういう意味かご存知ですか?
「賞味期限」とはおいしく安全に食べられる期間のことなので、少しくらいの期間だったら過ぎてしまっても問題ありません。
味わってみておかしな点がなければ、飲んでも食べても問題ないんだそうです。
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それでも、もう飲む気はないとか、もう何年も過ぎているいうことであれば、賞味期限切れのお茶はこんなふうに活用してみるといいかもしれません!
(この記事では主に緑茶を想定してまとめています)
<料理に使ってみる>
①魚の臭みを取る
生魚の匂いが気になるときってありますよね。
そんな時はいつも通りに入れたお茶を湯呑みではなくてボールに入れます。
ボールにお茶をためたら、魚をさっとくぐらせてください。
水分が付きますので、すぐにペーパータオル等で表面の水分をのぞきます。
あとは魚を切って盛るだけです。
②緑茶煮に使う
鍋に緑茶をためたら調味料と一緒に煮るだけの「豚肉の緑茶煮」なんていうレシピがあります。
詳しいレシピは「豚肉 緑茶煮」で検索してみてください!
また緑茶以外であっても、ほうじ茶煮・紅茶煮・烏龍茶煮などがありますし、豚肉や鶏肉バージョンもあります。
「食材名」+「お茶名」等で検索するとレシピが出てきますよ!
③燻製に使う
燻製に使う「燻製チップ」の代わりに、茶葉を使う方法があります。
緑茶じゃなくても、ほうじ茶や紅茶などでもおいしくなるようですよ!
具体的な作り方は、検索してみてくださいね。
④ふりかけにする
ミルで粉砕して塩や昆布茶、ゴマや小エビなどで味付けすれば、ふりかけとして食べることができます。
<お茶うがいに使う>
ご存知の方も多いと思いますが、緑茶には殺菌作用があるので、うがいをするときに利用することができます。
お茶は天然ですから、幼稚園や保育園などではお茶うがい用にと、お茶を水筒に入れて持参させるところもありますよね。
うがいには2煎目3煎目のお茶でも大丈夫なので、うまく利用すれば医療費の節約になるかもしれませんよ。
もし、「緑茶よりも紅茶のストックの方が気になるんだよ」という方は、紅茶でもOKです。
お茶うがいには、紅茶も向いていますので。
しかし烏龍茶など、一部のお茶はうがいに向かないようですので、気になる方は利用する前に確認した方がいいと思います。
<消臭剤として利用する>
お茶は消臭剤としても使うことができます。
①鍋の消臭
魚の料理で使った鍋が臭う場合は、その鍋でお茶を煮立たせれば消臭できます。
②靴箱や冷蔵庫などの消臭
お茶用のパックに茶葉を詰めて靴箱や冷蔵庫に入れれば、1か月くらいは消臭剤として使うことができます。
消臭剤として利用する方の中には、タンスの消臭剤として使う方もいますよ。
③部屋の消臭
フライパンでお茶を炒れば、部屋全体の消臭にも使うことができます。
もし、フライパンで炒るのが面倒ということであれば、茶香炉でも可能です。
茶香炉ならば、おしゃれで手軽にお部屋の消臭ができますね。
<入浴剤として使ってみる>
お茶用のパックに茶葉を詰めてお風呂に入れると、入浴剤として利用することもできます。
茶葉は水分を含むとかさばるので、お茶パックに半分くらいいれればOKです。
ただ、入浴剤として使う場合には、茶渋が湯舟についてしまう場合がありますので、気になる方はやめた方がいいと思います。
<植木の肥料にする>
茶葉には肥料の3要素の一つである窒素成分がありますので、庭の植木や鉢などに肥料として利用するという方法もあります。
賞味期限切れのほうじ茶(1年前)を飲んだら
<私の体験談>
私は普段ティーパックのほうじ茶を飲むのですが、近ごろほうじ茶を飲むと舌に違和感をおぼえるようになったんですね。
それで、気になって賞味期限を見てみたらなんと、1年3か月も賞味期限が過ぎていました!!
最初はお茶が古いという認識がなかったのと、ティーパックが一つ一つ個別に密封されているものだったので、まさか違和感の原因がお茶の賞味期限切れにあったとは思いもしませんでした。
それに、購入した日もそんなに昔だったわけじゃなかったですし…。(記憶違いでなければ…。)
何度か飲んだそのお茶は、飲んですぐだと何にも起こらなかったんですが、しばらくすると舌に異変が起きてました。
とにかく舌がビリビリというか、渋柿を食べた後のようにな感じです。
でも、お腹を壊すことはありませんでしたよ。
そう考えると、舌のビリビリ感はお茶の強烈な渋み?によるものだったのかもしれません。
茶葉が酸化したことで、渋みが増したんだと思います。
よく飲むものでも買ったばかりのものでも、賞味期限はマメにチェックしないといけませんね。
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まとめ
今回は、賞味期限が切れた茶葉の活用法をご紹介いたしました。
ちょっと過ぎたくらいの茶葉なら、料理・お茶うがい・消臭剤・入浴剤・植木の肥料などに利用できますので、良かったら参考にしてみてくださいね!