街を歩けばイルミネーションがキラキラと輝き、子供たちがお待ちかねのクリスマスももうあと少しでですね。
クリスマスといえば、子供会や学童などで行われる「クリスマス会」。
今の時期、ママさんによってはその準備でバタバタとしている事と思います。
クリスマス会の役員になると、ケーキやプレゼントの手配をしたり、ゲームなどの企画を考えたりと大変なんですよね。
企画といえば、もしあなたがクリスマス会の役員をやっていて、新しい何かをやろうと思ってもなかなかアイデアが浮かばないということであれば、こんなゲーム大会はどうでしょうか?
今回は、子供会のクリスマス会でテレビゲーム大会をやって大成功した40歳のママさんの体験談をご紹介します。
子供会のクリスマス会でSwitch大会
これは、昨年の子供会のクリスマス会での出来事です。
私の地域では、毎年クリスマスにビンゴ大会をしていたのですがマンネリ化してしまい、子供達は飽きてしまっていました。
そこで企画会議をし、アイデアを出し合った結果「ニンテンドースイッチ(Switch)によるゲーム大会」を行うことになりました。
実は、「子供会で集まるイベントで、わざわざテレビゲームをする必要はないのでは」と言う意見もあったのですが、「これは絶対盛り上がる」という確信があったので、反対を押し切って実施しました。
というのも、最近の子供たちはよその家でゲームをする機会が減っているからです。まして20人から30人の子供たちが集まってゲーム大会をするようなことは、大人たちが企画でもしない限り、絶対にすることがない体験のひとつだからです。
子供会では1年生から6年生まで集まるので、ゲームソフトはみんなが遊べるソフトを厳選しました。
選びに選んだ結果、決まったのは「1-2Switch」というソフトです。
なぜこれにしたのかというと、このソフトは操作が難しくないので、普段ゲームをしていない人達でも楽しめると考えたからです。
で、実際どうなったかというと「大成功でした!!」
このソフトはゲームとはいえ、体を動かす遊びがたくさん入っていたんですね。
だから、ゲームが嫌いな子供達もスポーツ感覚で遊べたので、みんなとっても楽しんでいたんです。
解散時間になってもなかなか子供たちが止めてくれず、終わりにするのが大変なくらいでしたから。
クリスマス会のイベントに悩んだら
大成功したゲーム大会でしたが、実はこの企画を持ち出した時、企画会議では親からの反対意見が数多くありました。
なぜか保護者には、「子供会で実施するゲームは教育的であるもの」という思い込みが強くあったため、「デジタルゲーム大会はいけない」という、暗黙の了解のようなものがあったんですね。
でも一方の子供たちはというと、ゲームは子供たちが大好きな遊びの一つですから、ゲームの話をすれば多くの子が目を輝かせて喜びます。
そこに「ゲームをさせたくない」「ゲームは悪だ」というような親の感情が入ると、ゲーム大会という企画は全くできなくなります。
昔遊びなどやクラフトなどももちろん良いとは思いますが、本当に子供が喜ぶものを企画してあげるというのも、ひとつの貴重な体験を提供できる機会だと私は思います。
子供達が協力し合えたり、できない子がいたら助け合ったりするということが学べるならば、ツールはなんでもいいのではないでしょううか?
今までは、毎年つまんなさそうにビンゴをしていた子供達ですが、この時は、景品がほとんどないのにも関わらず、今までにないくらい盛り上がっていました。「また来年も同じようなことをやって欲しい!」というリクエストまで頂けたくらいです。
ですから、もし子供のイベントの企画で悩む場合は、「子供会とはこうあるべきである」という先入観や理想論から一度外れてみるのも、新しい発見を見出すいい方法かもしれません。
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さいごに
『「子供会とはこうあるべきである」という先入観や理想論から一度外れてみる』という考え、凄く大切ですがかなり勇気がいりますよね。
特に、反対意見が多ければなおさらです。
反対意見が多かったのにも関わらず、勇気を出してゲーム大会をやりきったこちらのママさんには頭が下がります。