先日、子どもが彫刻刀の申込書を学校からもらってきました。
ふと見てみると意外とシンプルな彫刻刀ばかりだったので
「安いものを買えばいいかな」なんて思っていたのですが、
いざチラシをよく見てみると「何を基準に選べばいいの?」と、
困ってしまいました。
何に困ったかといえば、例えば、
・付鋼製と全鋼製はどっちがいいのだろうか?
・木製とゴム製の持ち手の違いは何?
・ガードはあった方がいいのか?
などなど…
彫刻刀は中学生くらいまで使うようなんですよね。
そうなると、一体どれをえらべばいいものやら…。
今回は、そんな我が家が悩んだ末に買った、
付鋼製のよしはる彫刻刀GXについての感想をご紹介します!
よしはる彫刻刀GXは付鋼製
刃先には種類がありますが、よしはる彫刻刀GXは付鋼製です。
よしはる彫刻刀GXに似ているものにマルイチ彫刻刀SXがありますが、
・よしはる彫刻刀GXは → 付鋼製
・マルイチ彫刻刀SXは → 全鋼製
刃の種類が異なっています。
付鋼製は全鋼製よりもやや高価ですが、
2枚の金属でできているので、丈夫で長持ちするといわれています。
ケース全体の大きさは 約17.5×9.5cmで
重さは 約190g。
重すぎず、軽すぎずといった感じです。
持ち手はゴム製
彫刻刀の柄の部分は「ABS樹脂+エラストマー樹脂」の二重構造できていて
滑りにくい設計になっています。
実際ににぎってみると、柄にはくびれがあってにぎりやすく、
しっとりとした感触があります。
確かに滑りにくそうです。
柄には刃のマークが付いている
柄の部分には、カラフルなラインと各刃のイラストが印刷されていて、
一目で刃の種類を確認することができます。
ケースはプラスチック製
ケースは硬いプラスチック製です。
収納性が高く、中の彫刻刀はバラバラとする感じはありません。
重すぎることもないです。
凄いなと思ったのは、スタンド機能!
側面にある凸部分をスライドさせると彫刻刀が持ち上がり、
彫刻刀が取りやすくなるんです!!
すごく便利!
ケースはしっかりとした作りですが、
落としてしまった時にはフタが開いてしまうかもしれません。
また、フタの真ん中はくり抜かれているデザインなので、
ホコリなどが入りやすい点が気になります。
念のため、100均などでの外袋を準備して持ち歩くように
した方がいいかもしれません。
滑り止めシートと取説が付いている
この彫刻刀には白い滑り止めシートが付いているのですが、
これは版画版のズレを防ぐために使うものです。
大きさは 約14×7.5cm。
あと、彫刻刀についての簡単な取扱説明書もついていて、
・彫刻刀の使い方
・ケースの使い方
・アフターケアの仕方
が分かりやすく説明されています。
刃のアフターケアには、ミシン油を使うんだそうですよ!
あと、お名前シールも付いています。
彫刻刀はどれがいいのだろう??
彫刻刀には色々とあるので、迷ってしまいますよね。
迷うなら「高価なものを選ぶ」といのも一つの手ですが、
正しいお手入れができないのであれば意味がありません。
だから、選ぶときにはお手入れのしやすさも考慮すると
いいかもしれませんね。
ガードについては「邪魔になる」という意見を目にするので、
我が家ではガードなしを選びました。
また、購入先は学校ではなく、アマゾンで購入しました。
学校よりも、300円ほど安く購入できましたよ!
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彫刻刀の刃には3種類あり
彫刻刀の種類には全鋼製・付鋼製・ステンレスの3種類があり、
その主な特徴はこんな感じです。
①全鋼製は切れ味が良く安いけど、耐久性に欠ける。
②付鋼製は切れ味が良く耐久性があるが、全鋼よりやや高価。
③ステンレス製はサビに強く耐久性に優れるが、切れ味がやや劣る。
また、価格は高め。
うちの場合は学校のパンフレットにステンレス製がなかったので、
悩んだ末に決めたのは、すべりにくいタイプの付鋼製彫刻刀でした。
まとめ
我が家では、買う直前まで「パワーグリップ彫刻刀」と非常に迷いました。
でも、パワーグリップにはケースが開けにくいとか、切れにくい
という通販レビューがあったので選択肢からはずし、
最終的には、学校でのシェアNo.1といわれる
「よしはる製彫刻刀」にしました。
使用頻度は少ないですが、たぶん中学校でも使うので、
それまでには長持ちしてくれるといいなと思っています。