子供を保育園や幼稚園へ送るのって母親とは限りませんよね。家庭の事情によっては、子供の送迎=父親の仕事となる場合があります。
私は雑談が苦手なので、幼稚園の送迎では他のママさんとの立ち話がけっこう辛かった思い出がありますが、送迎するのがパパさんの場合どうなんでしょうか?
イメージ的には男性ははそういった悩みはないだろうと思っていたのですが、どうやらそうとは限らないようです。
今回は、奥さんがお仕事をしている関係で子どもの送迎を毎日していたという、40代後半のパパさんの体験談をご紹介します。
こちらのパパさんはバス待ちの時、まわりがママさんたちばかりだったことで気苦労が絶えなかったそうです。
幼稚園の送迎が辛いのは父親も同じ
Q.幼稚園の送迎では、どんなことに悩みましたか?
子供が4歳になって幼稚園に入学した時のことです。嫁は仕事が早かったので、父親である私が子供をスクールバスに乗る所まで連れて行っていました。
当時はまわりのママさんたちとの関わりに悩みました。
Q.具体的に教えてください
我が家は共働きの上に、嫁が仕事に行く時間が子供がスクールバスに乗る時間より早く、毎日私が子供を連れてバスが来る場所まで連れて行っていました。
子供をスクールバスの乗り場まで連れて行くのは全然楽しくていいのですが、スクールバスの乗り場まで連れて来ている保護者は10人で、私以外は全員母親だった事で悩みました。
他のママさんから「お仕事されてないのですか?」「働き者の奥さんでよかったですね」などと声をかけられると皮肉を言われているように感じてしまい、なんだか自分だけ浮いたような存在なっているのがストレスとなり、溜まっていきました。
幼稚園の送迎が苦痛だけど勇気を出して...
Q.その悩みを乗り越えるたえめに、何か工夫したことなどはありますか?
この悩みを無くす為に私は、今まで少し離れた所に居るようにしてたのを、自分から母親達の輪の中に入るようにして距離を縮めるように努力をしました。
余り積極的に行くと変態みたいに思われてしまいそうだし、特定の母親だけに話しかけるのも好意があると思われそうで嫌だったので、軽い日常会話を全員均等に話しかけるようにしていきました。
その結果、いつのまにか普通に輪の中に溶け込めるようになり、「お仕事が忙しい時は言っていただいたら一緒に連れていきますので遠慮なく言ってくださいね」と言われるまでになりました。
その後、私のストレスは少しづつ無くなっていきました。
Q.同じような悩みを持つパパさんへ何かアドバイスはありますか?
私の家庭のように、共働きの為に父親が母親の代わりにスクールバスなどの送迎をする事もあると思いますが、恥ずかしがっていてはストレスが溜まるだけなので、勇気を持って輪に溶け込むように頑張ってください。
つくづく母親は大変だなと感じました。
まとめ
幼稚園の送迎が苦痛、辛いと思ってしまうパパさんの中には、送迎が単純に面倒だからとか、忙しいからなどといったという理由じゃない人がいるのには少し驚きました。
イメージ的にはバス待ちは短時間ですし、男は母親たちの輪の中には入らなくても不自然じゃないので何も問題がなさそうですけど、一人でポツンとなるのが気になってしまうのは男性も女性も一緒なんですね。