私の友人の中には子どもの夜泣きで悩んだというママが何人かいるのですが、そのママたちにどうやって乗り越えたのかを聞いてみると、ほとんどのママが夜中のドライブで乗り越えていました。子どもを車に乗せて走ると、なぜか子どもが泣き止むんだそうです。
私のママ友はドライブで夜泣きを乗り越えましたが、車がないママさんはどのように夜泣きを乗り越えているのでしょうか?
そこで今回は、1年も続いた夜泣きで思わず母親やめたいと思ってしまったママさんと旦那さんの協力によって夜泣きを乗り越えたママさんの体験談をご紹介します。
母親業やめたいと思ってしまったとき
まずは現在40歳で、11歳のお子さんをお持ちのママさんの体験談です。
夜泣きに悩んでいた時期は29~30歳の時で、夜泣きはお子さんが1歳3ヶ月になるまであったそうです。
母親やめたい 疲れた
Q.当時の状況を教えてください。
出産して3ヶ月を過ぎた頃に夜泣きに悩まされ、夜まとまって眠れない日が約一年続き、さすがに寝不足とストレスで母をやめたい、投げ出したいと思ってしまいました。完全母乳のため三時間おきの夜泣きで毎回起きなくてはならず、なんでそんなに夜に泣き続けるのかもわからず、相談できる人もあまりいなかったため、体力的にも精神的にも辛かったです。
そんな生活が1年も続き、いつ夜泣きが終わるのかもわからなかったし、いろいろ試したものの効果がほとんどなく、どうしていいかもわからなくて、終わりが見えないストレスもかなりありました。だから、完全母乳にも関わらず、もうなにもしたくないと思い、涙がとまらなくなったり、泣いてる子どもを放置して消えてしまいたいと思ったりしてしまいました。
また寝かしつけるために必死になってしまい、言葉もわからないなき続ける赤ちゃんに対して、お母さんだって泣きたいんだから、と怒りながらいってしまったこともありました。余計にぎゃんぎゃん泣かれてしまい、自分がしたことにたいしてまた罪悪感を抱きました。
Q.工夫したことや努力したことなどを教えてください。
なるべく子どもが夜に寝てくれるよう、子どもを日中には起こすようにしてみたり、逆に子どもが寝ている間は一緒に寝て自分の体を休めるようにしました。
はじめの頃は、昼に寝てしまうとやることがたまってしまうため罪悪感に悩まされましたが、後半は罪悪感を感じないようにしながら、休めるときには休む、ということを心がけるようにしました。そうしないと、どんどん泣いてる子どもに対して、嫌な感情が浮かんできたり、そんな自分が嫌になったりを繰り返してしまうので、極力休む自分に対して悪く思ったりしないようにしました。
また、引きこもりがちだったのをやめて、気の合う心の許せる友達と会い、愚痴を吐き出す時間も作るようにしました。ストレスを溜め込みすぎるとどうしても一気に爆発してしまいがちなので、小出しにして溜め込まないようにし、自分の心のバランスを保てるようにしました。
Q.同じような悩みを持つ方へ、何かアドバイスなどをお願いします。
理想と現実のギャップに振り回されてしまったり、育児のマニュアルなども沢山目にする機会が多くて、自分がふがいなく思えてしまうこともあると思いますが、ちょっとくらい手を抜いても子どもはちゃんと育つし、自分の心も大切にして育児をしていってほしいと思います。
夜に絶対ねなきゃいけないなどということにとらわれず、夜泣きしている間は子どものペースに合わせて自分も生活してもいいのではないかなと1年経験した今は思います。
ある程度の時期がくれば、夜泣きは終わりますし、夜泣きが終わったあと、あれだけ夜寝なかった子どもがしっかり夜寝るようになるので、いつかは終わりがくると思って子どもと休めるときには一緒に休んで乗りきってほしいです。
母親業に疲れた
次は、夜泣きの悩みを旦那さんの協力により乗り越えたママさんの体験談です。
Q.当時の状況を教えてください。
娘がまだ0歳の時に、夜泣きで悩みました。自分と旦那さんが寝る時間のころにになるとなぜか娘が目を覚ましてしまいます。おっぱいあげればお腹いっぱいになるからと思い寝室へ連れて行きおっぱいをあげることになりました。
飲んでる途中娘は寝てしまい、当時使っていたベビーベッドで寝かして自分も寝ようとしますが、すぐに泣き出してしまいます。おっぱい、ミルク、おむつの繰り返しでようやく寝たのが朝3時頃でした。
昼夜逆転の生活がこんなにも辛く、イライラし、悲しい気持ちになるとは思いもしませんでした。
Q.工夫したことや努力したことなどを教えてください。
工夫したことは、午前中2時間は娘とお昼寝タイムをとり、起きたら家事をする生活をしていました。
そして、寝る頃になって娘が起きてしまったらおっぱいをあげて寝かしつけ、30分〜1時間の間に起きてしまったら旦那さんを起こして1時間抱っこしてもらい、自分は1時間寝るっていうのを習慣で行ないました。
そのサイクルにしたら自分も寝る時間が少し増えて、生活がだいぶ楽になりました。旦那さんとの支えがあって、生まれて1ヶ月くらいには、おっぱいをあげれば娘は寝てくれました。
Q.夜泣きの悩みを持つ方へ、何かアドバイスなどありますか?
生まれてきた赤ちゃんはまだ時間のサイクルがわからないので、夜の1人での赤ちゃんのお世話は大変です。
そのことを旦那さんや一緒に住んでいるご両親に話して、協力してもらう事も必要だと思います。
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まとめ
このお二人の共通点は、子どもが寝ている時は子どもと一緒に寝ている事です。
子どもと一緒に寝てしまう事で家事が溜まり、そういう時は罪悪感を感じてしまうかもしれませんが、育児を上手くこなしていくためには家事で手を抜くことも必要です。
上手く息抜きをしながら、育児や夜泣きを乗り越えていきましょう。