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不登校の親のあり方とは?ノイローゼ予防に知っておきたいこと3選!

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うちの息子は小学校へ入学してから数週間後、登校を渋り始めました。

当初の私は息子を励ましたりしつつなんとか息子を学校へ送っていたのですが、その登校渋りは1か月程経ってもなかなか止まなかったんですね。

だから私はもう、どうしたら良いのか分からなくなってしまったので、まずはスクールカウンセラーさんに相談することに。

すると、相談した当初は「声掛けを工夫してみましょう!」ということで、具体的な声掛けの方法を教わり実行したのですが、登校しぶりはなかなか解決できませんでした。

その後、私はとにかく本やネットで登校しぶりや不登校の情報を集めるようになると、驚いたことに、不登校の原因や解決方法などは様々あって、その解決方法は専門家でも意見が異なっていたんですね。

そこで今回は、不登校の親のあり方とは?というテーマで、子どもの不登校中に親ができることについて、私の体験からお話ししたいと思います。

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子どもが不登校中に親ができること

不登校中の子どもの親として本当はどう対応したいのかに気づく

登校渋りや不登校の知識が浅かったころの私は、学校の先生やカウンセラーさんに頼ればすぐに解決するだろうと、学校から促されるまま登校刺激を続けていました。

ところが不登校の知識が身についてくると、登校を促すことが必ずしも正解とは限らないことに気づき始めたんですね。

ところが、学校は登校を促すように言ってくるし、カウンセラーさんは学校や私が登校刺激することを止めることも、それが正しいとも言わなかったので、その時の私はもうどうすればいいのか頭が混乱してしまいました。

そしてある日、私は何度目かのカウンセリングの時にそのことをカウンセラーさんに伝えたところ、カウンセラーさんからこんなことを聞かれました。

「あなたは、子どもが自分から動けるようになるのを待ちたいですか?それとも、登校刺激を続けたいですか?」と。

不登校の知識が浅かった当時の私はというと、「待ちましょう」という意見を多くみかけていたこともあって、子どもはある程度は休ませたほうがいいのでは?と思っていました。

しかし、学校が登校を促してくることと、早く解決したいという気持ちでいっぱいだった私が出した答えは「登校刺激を続ける」という判断。

カウンセラーさんには、登校刺激を続けたいと伝えました。

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【不登校相談 】親はアドバイスを参考程度に捉えるのがベター

息子の登校しぶりを早く解決したかった私は、学校からのプレッシャーや「少し休ませたほうがいいのでは?」という意見がなかったこともあって、とにかく焦っていました。

そしてそのその焦りは、不登校のエキスパートとして有名な方が情報発信しているのブログやメールマガジンの影響で増幅していくことに…。

というのも、この先生はどちらかというと登校を促す情報を発信している方で、不登校は子どもを「待つ」だけではが解決されないし、「待つ」ことはむしろ不登校が長期化させてしまうと言っている方なんですね。

私はこの方のメールマガジンに登録していましたから、私の携帯には定期的に

「医師やカウンセラーに言われるがまま、子どもが動くのを待っていただけで何か変わりましたか?」
「まだ子どもを待ち続けますか?」

のようなメッセージがメールで届いていたので、私はいつしか「子どもを早く学校に戻さないと」と更に焦るようになってしまったんです。

いま思えば、「待つこと」も「登校刺激すること」も大切なことなんですけどね。

 

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それに、「学校」という場へ行くということ自体が、その子供にとって正解とも限らないですし。

だから、1人の専門家の意見だけ取り入れるのではなく、色んな意見を広く浅く聞くことをおすすめします。

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不登校の子どもを待つとは?

今だから分かるのですが、不登校中の子どもを「待つ」ということは「何もしない」ということではないんですね。

私個人的には、「待つ」とはこういう事なんではないかと思っています。

 

待つとはまず、子どもの心が自尊心で満たされるよう、親がそのための最大限の努力をすること。

そして、子どもがその自尊心で満たされたら、あとは子どもが自分のタイミングで学校に戻れるよう手助けしながら、その時を待つ努力をすること。

 

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いま思えば、あんなに焦って強く登校刺激する必要なんてなかったんですね。

遅刻して登校させたり、数時間だけ授業を受けさせて早退させるのでもいいんだし、それも無理なら欠席することもありなんです。

あの時の私は常識にとらわれ過ぎていて、柔軟な発想にかけていました。

「学校は行くものだから」とか「他の子どもだって、頑張って学校に行っているんだから」とか、常識や根性論にとらわれすぎていたんです。

 

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不登校の初期は息子を強引に連れていったり、無言の圧力も与えてしまっていましたが、いま思えば学校へ行くかどうかの選択はもっと、息子に選ばせれば良かったなとも思います。

勉強はほんの少しくらいにしておいて、一緒に遊んだり、料理をしたり、小さい頃の話をしたりなどして、子どもとの時間を楽しんでおけば良かったです。

 

不登校の対応はまず、親が落ち着かないといけません。

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まとめ

もしあなたの子どもが登校を渋り始めた場合、個人的には世間の常識にとらわれ過ぎて対応をすることのないよう、気をつけた方がいいと思っています。

「何で学校へ行かないんだ」「学校は行くものだ」「甘えるな」とばかりの声をかけて無理矢理登校させても、うちのように失敗するだけだと思うんですよね。

登校しぶりがひどい時は特に学校側が何と言おうと、とりあえずは学校を一週間休ませるくらいの余裕は持つことをおすすめします。

私が読んだ元不登校児の親御さんの本には学校へ一週間休みます宣言し、その間に親子で旅行をしたり、子どもの昔話を楽しんだら、子どもの登校しぶりが解決したという人もいますから。

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