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ADHDの子供への接し方8選!親の私がやっている対応や工夫とは?

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うちの息子にできないことが多い理由は、単に息子が努力不足なだけではない…。

そのことが分かるようになってからの私は、今までは息子に対して「ああしろ」「こうしろ」と口で言っていただけの自分を改め、

「どうやったら息子が苦手を克服できるのか」
「どの様に支援をしてあげたらいいのか」

という事についてよく考え、子育ての方法をより工夫していくようになりました。

今回は、ADHDの特性を持つ息子の親である私がやっている子供への接し方や子育ての工夫について、ご紹介したいと思います。

 

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ADHD的な不注意系の工夫とは?

ADHDの主な特徴といえば「不注意」「多動性」「衝動性」によく現れるのですが、我が家ではそれぞれに対してこんな対策をしています。

忘れ物が多い事に対しての対策

<登校時の工夫>

翌日の準備は必ず私がチェックし、準備忘れがないかを確認します。

登校時には、上履きや水筒が目の前にあったとしても忘れてしまうことがあるので、通販でランドセルの左右にに装着できる「サンドセル」というバッグを購入し、小物はそこに入れて持たせています。

 

 

<下校時対策>

うちの息子は、毎日一つくらいは何かを忘れてきます。

だから私は、持ち帰るべきものの一覧表をイラストと文字で書き、ランドセルのカバーに貼りました。

完璧に忘れないとまではいきませんが、これによって忘れ物は減ったので、効果はあったのかなと思います。

ちなみに、ウチではランドセルを大きく活躍させて、基本的には手ぶらで登下校できるようにしているんですが、いま思うとランドセルは軽くて大型のものを選んでおいてよかったなと思いました。

 

 

興味が移りやすい事に対しての対策

<勉強編>

うちの息子は目に入ったものや頭に浮かんだものに心を奪われやすいので、勉強する時はおもちゃなどが目に入らないように片付け、なるべく私も勉強につきあうようにしています。

また、必要に応じてパーテーションを使うと、勉強に集中しやすくなるのでおススメです。

過集中対策

<過集中対策>

うちの息子は自分が興味のあることに対して集中しすぎてしまうことがあります。

一旦やめて違うことをさせることが難しいんですね。

だからこれに対しては、「タイムタイマー」を使っています。

このタイマーは一般的な数字のタイマーではないので、時計がまだ読めない子でも一目で残りの時間が視覚的に分かるタイマーなんですよ!

 

<使い方の例>

例えば、あと30分後に夕飯をたべさせたいとしますよね。

そんな時はタイマーを30分にセットし、それを息子に目で確認させたら「遊んでいいのは30分だけだよ!」とあらかじめ伝えておきます。

するとタイマーが鳴るので、息子が終わりのタイミングを理解 ⇒ 作業をやめる ⇒ 夕飯を食べる となります。

ただ、作業のキリが悪いときは「あともう少しだけやりたい」となってしまうので、こういう場合は息子と交渉して「じゃあ、あと10分だけね」などと約束すると、だいたい上手くいきます。

 

<取りかかりが遅い対策>

うちの息子は興味がないことに対しての取り掛かりが遅く、集中しづらい面があります。

だから宿題をさせるときは、何時になったら宿題をするのかを「時間割ボード」で息子自身に決めさせ、寝るまでの時間の見通しをつけます。

 

 

ただうちの子の場合は宿題に取り組めたとしても、今度は集中が続かないことも多いので、宿題には私もなるべく付き合うようにしています。

 

<宿題を進めるためのポイント>

宿題をスムーズに進めるため、我が家では「休憩をはさむ」ようにしています。

漢字なら1行書いたら5分休む、また1行書いたら5分休む

などですね。

うちの息子は他の子どもと同じ量の宿題はとてもできないので、宿題の量に関しては、担任の先生と相談し、できる範囲内で取り組ませています。

 

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ADHD的な多動系の工夫とは?

ウチは一軒家なのですが、活発すぎる息子のために数少ない貴重な1部屋を、運動部屋にしてしまいました。

この部屋にはトランポリン・鉄棒・バランスボールを置いてあります。

 

 


昔は息子に部屋中を動き回られた際に、ついイライラして怒ってしまうことが多々あったのですが、この部屋を作ってからは私も息子もかなり落ち着きました。

 

「騒ぐな!」「動くな!」と、動きたい衝動を止められることは息子にとってとても辛いことなので、部屋でバタバタしはじめたら「うるさい」と怒るのではなく

「トランポリンでもしてくれば」

「鉄棒でもすれば」

と声をかけることで息子も怒られることが減り、息子の自己肯定感を下げてしまうことを防ぐことができています。

 

また、食事中に食べ歩いてしまうという困り感に関しては、座って食べることの大切さをよく説明して「歩きながら食べるな!!」と怒るのではなく

「座って食べるんだよ」

というような、具体的にやってほしいことを声に出して伝えるようにしました。

 

これは肯定的な声掛けというもので、この方法は色々な場面で使うようにしています。

ADHD的な衝動系の工夫とは

衝動性が高い事に対する対策

うちの息子は思いついた事をすぐに実行したくなってしまうために、注意の回数が多くなりがちなんですね。

そのうえ、注意され過ぎると余計にやるべきことに手がつかなくなってしまいます。

だから、今やるべきことと違うことをやろうとしてしまうときは「ダメでしょ!」と怒るのではなく「今は何の時間だっけ?」など、なるべく前向きな声掛けをするよう心がけています。

順番待ち対策

息子は病院等での順番待ちがとても苦手なので、待ち時間がかなりかかるような場所へ行く際には、可能な限り混雑しやすい時間をさけて訪問しています。

また、レジャー施設では、なるべく待つことを必要としない場所を選んだり、ゲーム機やスマホなどを利用して乗り越えています。

 

 

まとめ

子育ての困りごとは「声のかけ方を前向きにする」だけでも改善できることもあるんだなと、実感しています。

大人だって「ダメッ!!」って怒られるよりも

「こうするんだよ^^」

「こうするといいよ^^」

って声をかけられる方がうれしいですもんね。

あと、発達障害の勉強をしていく中で知ったのですが、人間には耳からの情報処理が得意なタイプと、目からの情報処理が得意なタイプといるそうです。

うちの息子は後者の「目からのタイプ」であると分かったので、なるべく何かを説明したりするときには絵や文字を使って伝える努力をするようにしました。

こちらも子育てのヒントになれば幸いです。

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