ペアレントトレーニングの基本的な考え方はスモールステップ!!

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息子の育児に悩んで育児方法を探し回っていたある日、私はペアレントトレーニングという方法があるということを知りました。

ペアレントトレーニングはもともと発達障害の子どもを育てる保護者への「子育て支援」と、子どもの「発達支援」を目的として生まれたものです。

しかしこのペアレントトレーニングは発達障害の子どもだけではなく、定型発達の子どもや育てにくい子ども、恋人や夫婦関係にも応用できるんだそうです。

今回はそんなペアレントトレーニングを学んだり、実践してみて分かった「ペアレントトレーニングで挫折しないコツ」をお話ししたいと思います。

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ペアレントトレーニングとは

ペアレントトレーニングとはもともと、知的障害や自閉症などの子どもをもつ家族を対象として1970年代にアメリカで発祥した療育プログラムです。

支援機関で行われている子どもへの療育を家庭でも行うことで療育の効果をアップさせたり、維持させたりすることを目的とし、その後もADHDなどの障害種別に応じたプログラムが開発され発展していきました。

日本では2005年の発達障害者支援法により発達障害が新たな障害として定義され、2007年に特別支援教育が始まったことからペアレントトレーニングの関心が高まり、厚生労働省による発達障害者支援施策の一つにも位置づけられています。

このペアレントトレーニングは発達障害だけでなく、不登校や非行を繰り返す子ども、虐待を受けた子ども、里子や養子などに対応したプログラムが開発されるなど広がりを見せています。

ペアトレの目的

ペアトレの目的は、への「子育て支援」と子どもへの「発達支援」です。

親が子どもの行動への対応を身につけることで、親が子育てのストレスを減らし、子どももストレスを減らすことができます。

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ペアトレ講座に参加してみて

2年前、私はたまたま地域の学習講座でペアレントトレーニングが開催されることを知り、参加してみました。するとそこには、高齢の夫婦、子育て真っ最中のお母さんやお父さん、現役の学校の先生がいました。

本来は指導者と親とでマンツーマンでやるのが基本らしいのですが、この講座は座学で全3回のものでした。時々ワークシートを使ってペアトレの基本を学びました。

子どもの良い面を10個書きましょう、行動を「好ましい行動」「減らしたい行動」「無くしたい行動」の3つに分けましょう、減らしたい行動や好ましくない行動をしたときの「代わりにとって欲しい行動」を考えましょう、などなど、ワークシートで学びました。

で、そのワークシートをやってみて思ったのが、意外と書けないもんだなということです。

ふだん怒ってばかりいるのに、いざ紙に書いてみようと思うと書けないんです。

でもこれは、私だけではなく、他にも多くいました。

特に子どもの良いところを10個書くのが難しかったんですが、書けない人はかなり多いと講師の先生が言っていました。

なぜなら、人間には人の良いところよりも悪いところをみる癖があるからです。

実践してみて

実践してみて私が率直に思ったこと。それは「ペアレントトレーニングは難しい」です。

ただでさえ毎日の育児で疲れているのに、なかなか思った通りにできないと、今度はその思った通りにできないことが新たなストレスになってしまうことがあるんです。

正直私はすぐに挫折しました…

でもこのままではいけないと、私はどうすればいいのかを考えました。

試行錯誤の中で気づいたこと。それは「スモールステップ」です。

スモールステップ

私はペアトレって習い事と同じなんじゃないかと思います。

例えばピアノ。ピアノって習ったからといって、すぐに弾けるようになるかといったらなりません。練習が必要です。

ペアトレだって、学んだからといってすぐにできるようになるわけではなく、試行錯誤の過程で自然と身についていくものなんだと思います。

学んだことを一気にしようと思うと挫折しますから、技を一つ一つ身につけていくようなイメージ、そう「スモールステップで取り組んだらいいのではないか」と思い、私はまず望ましくない行動をしたときは、その行動に注目をしないようにしました。

ただ、明らかにあぶないことだったらすぐに注意しました

例えばうちの子の場合、歩きながらご飯を食べることがあります。

何度注意しても歩いてしまうので、3回言ってもダメな時は声掛けをやめました。

箸を持ったまま歩いたら危ないのでその時は「あなたがのどに箸をさしてしまったら悲しいから座って食べようね」のような、諭す口調で注意するようにしました。強い口調での注意は逆効果なので。

また今までは「座って食べなきゃダメでしょ」と強い口調で怒っていたのですが、その代わりに座って食べられている時は「座って食べられているね」という「褒める」声かけをするようにしました。

実はこの「褒める」という行為もペアトレでは重要なことの一つなのですが、この褒めるという行為は問題行動の多い子どもを育てる親には非常に難しいんです。

なぜなら、問題行動ばかりに目がいってしまい、イライラして怒ってしまうから。

だから私は講座で学んだ「当たり前のことを褒める」ことも最初は意識しました。

問題行動が多いと、その問題ばかりに目がいってしまうので、そういう時は「問題行動から目をそらして、できていることに注目する」ことも大事なんだと、教わったことを思い出して実践しました。

褒めるとは「当たり前にできていることを認める」ということでもあるんです。

子どもに対して「あれもできない、これもできない」ばかりに注目するのではなく、「できること、できていること」に注目してれば自然と「褒める」が増えるような気がします。

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さいごに

スモールステップが大事というお話をしましたが、これは親だけではなく子どもに対しても同じです。

親の方がペアトレで学んだことを身につけられたとしても、子どもがすぐに問題行動を減らせるかといったらNOです。

親も子どもも、共に少しづつ成長していくことが大切だと思います。

私はペアトレを実践して2年経ちますが、スモールステップのところで書いたことを中心に実践してみたら、息子の問題行動がかなり減りました。

もしあなたがペアトレで挫折しそうになったら、自分や子どもを責めることはせず、どうかスモールステップを意識してみてください。

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