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発達障害の子供の特徴を7歳ころをメインにまとめてみた!

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うちの息子は、ADHDとASDの診断がついています。

発達障害の知識が浅かったころは、なぜ自分の息子がこんなにも育てにくいのかが分かりませんでしたが、障害を勉強すればするほど息子の事が理解できるようになっていきました。

勉強する前の私は

・なんでうちの子はこんなにわがままなんだろう

・なんでこんなに激しく癇癪を起こすんだろう

と悩み、私の育て方が悪いんだろうか?と、育児に自信を無くしていました。

そこで今回は、今だからこそ分かる、実はあれって障害からくる特性だったんだなという症状の一部を、7歳ころの特徴を中心にまとめてみました。

 

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ADHD的症状

ADHDの特徴は「不注意」「多動性」「衝動性」に現れます。

私は息子を理解するために、これらをうちの息子に当てはめてみました。

不注意

・忘れ物が多い

毎日何かと一つくらいは忘れ物をしてくる。

あとよくあるのが、連絡事項を連絡帳に書いてこない。

 

・興味が移りやすい

目に入ったものや頭に浮かんだものに心を奪われやすいので、次々と遊びが変化する時がある。

お風呂上りには裸のままで遊び始めてしまい、着替えるという行為が忘れさられてしまう。

 

・集中しづらいか過集中

自分が興味のあることには、こちらの声が届かないくらいに集中しすぎてしまう。

気持ちの切り替えが苦手なので、やめさせる事が困難なこともある。

その一方で、興味がないことに対しては取り掛かりが遅く、集中しづらい。

だから、勉強嫌いな息子に宿題を取り組ませることは不可能に近いくらい難しい。

多動性

・落ち着きがない

じっとしているのが苦手で、家の中でも動き回って遊ぶ。

また、食事中に食べ歩いてしまうこともある。

座っていても、体の一部が動いていることが多い

衝動性

・衝動性が高い

思いついたらどうしてもすぐに実行したくなってしまう。

 

・順番を待つのが苦手

病院等での順番待ちが困難なので、遊園地的な所へは遊びに行けない。

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自閉症スペクトラム的症状

自閉症スペクトラムの特徴は、

「コミュニケーションの問題」
「対人関係の問題」
「限定された物事へのこだわり・興味の問題」

にあります。

これらも今の息子の症状に当てはめてみました。

コミュニケーション問題

・あいまいな表現が苦手

言葉通りに受け取ってしまうことがある。

例えば、お風呂のお湯があふれていないかの確認で「お風呂見てきて」といったら見に行き、

「見てきたよ」というので、お湯があふれていなかったか尋ねると「分からない」と一言。

 

一体何を見てきたのでしょう?

▼関連記事
小学生なのに会話が成り立たない息子の原因は認知の歪みかも!?

 

・臨機応変が苦手

支持されたこと以外はできないことがある。

例えば、テーブルを拭く仕事を与えた場合、その仕事が終わるまでは、他の事に対する反応はしづらい。

作業中ににこっちへ来るように支持したとしても、行動を切り替えるのは困難なので、指示通りに動くのには時間がかかる。

対人関係の問題

・相手の気持ちを理解することが苦手

相手がなぜ怒っているのかが理解できないことがある。

例えば、静かにすべき場所でおしゃべりしてしまい、黙ったあとに「うるさい」注意されると、なぜ自分が怒られたのかを理解しづらい。

注意された時点ではおしゃべりしていないので「おしゃべりしていないのに怒られた」と捉えてしまう。

状況を理解してから言葉を受け止めるのがやや困難。

限定された物事へのこだわり・興味の問題

・こだわりが強い

物の置き場所や置き方、作業方法や予定などにマイルールがある。

例えばおもちゃの置く順番や向き、ハミガキはお風呂の後で、食事はテレビを見ながらなど。

 

・記憶力が高い

興味のあることに対する知識が深い。

例えばアニメやゲームキャラクターの名前や特徴などが、たくさん頭に入ってしまう。

 

・集中力が高い

興味のあることだけには、飲食も忘れるくらい集中しすぎてしまう。

 

・話し続ける

自分が興味のあることを相手に話すときは、相手の気持ちも考えずに話し続けてしまうことがある。

わが家では、息子の困り感に対してこんな工夫をしています。

よかったら、参考にしてみてください!

>>ADHDの子供への接し方8選!親の私がやっている対応や工夫とは?

怒られやすい理由

発達障害の子どもは学校や家などで怒られやすいのですが、その怒られやすさの原因てここにあるんじゃないかと思うことがあります。

それは、「大人や先生が自分のものさしで判断しすぎてしまう」ということです。

発達障害がなかったとしても、人間には得意や苦手が誰にでもあります。

その得意や苦手が誰にでもあるという認識はほとんどの人が持っているとは思うんですが、その得意や苦手のものさしって人によって違うんですよね。

例えば漢字の書き取り

漢字の書き取りなんて好きな子はあまりいないと思いますが、宿題に出れば、ほとんどの子どもは嫌でも言われた通りに漢字を書きます。

でも、その「漢字の書き取りが嫌い」という気持ちを数字で表現した場合。

「嫌い」の度合いがA君は30%、B君は60% でもC君は99%だとしたら、宿題をやるためのエネルギー残量は人によって大きく異なりますよね。

では、エネルギー残量を比べてみましょう。

A君は 100%-30%=70%

B君は 100%-60%=40%

C君は 100%-99%=1%

C君はその日のやるきエネルギーが1%となってしまいました。

でも、真面目なC君は漢字を書こうと頑張りましたが、書けたのは半分まででした。

こういう場合、「半分しかかけてないなんてズルい」「不真面目」なんて言葉がC君には声がかけられやすいと思うのですが、C君は本当に頑張りが足りないのでしょうか?

もしかしたらC君は、目の機能や手を動かす機能が他の人とは異なってて、そんな状態でも頑張って漢字を書いたかもしれません。

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だから、

「私だって漢字の書き取りは嫌いだけど、そんな私でも頑張ってやったんだから、あなたも出来て当たり前」
「できないのは努力不足」

と、一方的に決めつけてしまう思考は危険だなと思っています。

 

あなたのあたり前は、他の人にとってのあたり前とは限らないんです。

 

何かに対して「できない」「苦手」という人に対して、「ただの努力不足」とネガティブな声かけをすぐするのは避けたいなと思います。

一般的にはネガティブに捉えられやすい「空気が読めない」っていう特性も、ポジティブに考えれば「自分の気持ちを大切にできてる」「自己主張ができる」っていうことですからね。

まとめ

発達障害の子どもはその時の脳の状態により、できる時とできない時の差が激しい子が多いみたなんですね。

中間があまりないだけで、全くできないわけではないんです。

体調や環境の影響が凄く大きいので、環境が自然にそろっていた場合は、自然にできてしまうこともあります。

だからこの辺りも「怠けてるって」思われてしまう原因の一つなんですが、この点はたくさんの人に理解して欲しいななんて思います。

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