
一人っ子の育児をしていると、度々まわりから発言される「二人目は?」とか「一人っ子じゃかわいそう」という声。
一人っ子ママをしていると、正直こういうのがチョットめんどくさいです。
まぁ、たまにならいいんですが…。
でも、あまりにもそういった場面が何度も続くと、傷ついたり、うんざりして疲れてしまうんですよ。
私も息子が小さい時はよく「兄弟は絶対につくってあげたほうがいいよ」的な発言をいっぱい受けました。
今回はそんな、二人目にまつわる「うんざり話」と「撃退法」について、一人っ子ママと話したときの事をまとめてみました。
一人っ子育児には二人目攻撃が付きもの
一人っ子なの?二人目は?
「一人っ子?二人目は?」発言で困った話を聞いてみました。
Aさん
・周りがもう1人ぐらい作るだろうと勝手に考えていることが腹立たしく感じる場面が多かった
・見ず知らずの人に「二人目もそろそろよね」などと言われることがあり、そのかわし方に困ることが多かった
・母乳を与えているからお酒を控えているだけなのに、ソフトドリンクを注文したら「もしかして二人目ができたの」などと聞かれ辛かった
・「私は1人だけでいいと思っている」と説明すると、「なんでなの?絶対に姉妹は作ったほうがいい」などと責められストレスの元になってしまった。
「絶対に兄弟は作った方がいいよ!!」と強く言ってくる人がたまにいます。自分の価値観を押し付けすぎるのはどうかと思ってしまいます。価値観て、一人ひとり違いますから。
Gさん
・「二人目は?急がないと一人っ子になっちゃうよ!」「兄弟いないと可哀想だよ」などなど。大きなお世話だし、こちらとしてもよく分かっているし、それでもどうにもならない問題だから結構傷ついた。
本当に大きなお世話です。「兄弟がいなくてかわいそう」という意見には疑問です。兄弟がいるからこそ、子ども時代に兄弟間のトラブルからトラウマを背負って自己肯定感が下がり、生きづらさを抱えて生きている人もいれば、一人でも幸せに生きている人もいます。
Hさん
・夫が男性不妊で自然妊娠できないことがわかり、8年間不妊治療を受けた末に授かった一人っ子。最も辛かったのは家族や友人、ご近所の方などに「二人目まだ?」としつこく聞かれたこと。主人のことを思うと、子どもができない体質についてむやみに口外することもできず、ごまかして答えることしかできなかったので辛かった。
不妊の原因が夫だと言えないですよね...。不妊の原因が自分なら、原因は自分自身なのでまだ理由を言い易いですが。こういう理由の方もいるので、やたらと「二人目二人目」と話すのは止めて欲しいですね。
Jさん
・子どもが1人で年齢的に低いと親せきや久しぶりに会った友達に、高確率で「もう1人(子供を)作らないの?」と言われた。
・挨拶するかのように「子供は作らないの?」「とりあえず産めばなんとかなるよ!」とか「上が面倒見てくれるから育児がラクになるよ!」という人もいた。
年齢が若いと絶対に言われますね。30代なら確実に。私はもうアラフォーなんで言われませんが、たぶん、もっと年をとったら今度は「二人目は産まないよね」とか「二人目は産めないよね」発言が多くなるのではないかと予想しています。
「とりあえず産めばなんとかなるよ!」って私もよく言われましたけど、なんとかならない人もいます。子育てを助けてくれる人が周りに多いならいいですが、私なんてワンオペ育児ですから。
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【一人っ子】二人目攻撃が来たら
「二人目は?」発言をされたときにどんな対応や工夫をしたか聞きました。
Aさん
・「子どもは1人だけで良い」と自分自身の中でしっかりと決断をした。そうしておかないと、「本当に一人っ子で良かったのかと」ずっとモヤモヤしてしまうから。
・「ふたりめはどう思っているの」などのような質問をされたときは、必ず強い口調ではっきりと「うちは1人だけと決めているから。夫婦で決めたことだから」等と断言した。
・相手が突っ込みにくいような空気を出すように心がけていた。そうすることで、めんどくさい問いかけも防ぐことができたし、今後「そろそろだね」などといった言葉をもらう事は無くなった。
・夫婦で子供の人数をしっかりと相談しておくことが大切。十分に話し合ったことで、決心が固まり、周りが兄弟を作り始めても、焦ることが減った。
Jさん
・どうしても子供は1人で十分だなという思いが強くあったので「作らないよ」の一点張りをした。子供の成長と共に周囲も言わなくなってきた。
・意思が強ければ一時的なことなので、自分と子供の年齢が上がれば「もう1人作れば」攻撃も次第になくなる。
このお二人の共通点は、「二人目は絶対に作らない」という強い意志があることです。意志を強く持つって大切です。ウチは自分の母親が「二人目ふたりめ」とうるさかったんですね。凄くしつこかったんですけど、何度も強く作らないと言い続けたら、もう今は何も言わなくなりました。
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さいごに
「一人っ子 二人目は?」という発言は、加齢と共に無くなっていきます。それは私自身も経験しています。
だから今、もしこうしたことで悩んでいる方がいましたら「一人っ子でいいんだ」という強い意志をもって、どうか乗り越えてください。この記事が一人っ子で悩んでいる方のお役に立てたら幸いです。